第二十回文学フリマ東京レポート◎


こんばんは!

遅ればせながら、5月4日に開催されました第二十回文学フリマ東京についてのレポートを書かせていただきます。わーい。

 

朝に激よわマンなので、今回も設営準備のお手伝いはできませんで……。その上、乗る予定の電車を一本逃し、流通センター駅についたのが十時ちょっと前。

ひとりサークルで今回は売り子さんも都合がつかず、ぜんぶひとりでやるのかーと。設営はこんな感じでした。
 

 

雑然としていて背景が汚くて申し訳ありません。なんか、ほんとう、客観的に見てもセンスないんですよね。もっとこう、くっきりぱっきりした無機的なディスプレイにしたほうが、男女問わず近寄っていただけるのかなあと思いました。次回がんばろう。あと、もっとこう、上に伸ばしてディスプレイしたい。上にね。

 

 

さてまあ、上にも書いた通り、今回は完全にひとりでの参加。なんか肩幅が広いから近寄りがたいかなどうしよう可愛い売り子さん欲しかったなあくそっとか考えつつ、コミュニケーション不全を発揮しつつ、対応させていただきました。あの、愛想がなくて、ほんと、あの……。

むっとしながら座っているように見えたらどうしようとか、そういうことばかり考えていた気がします。ぜんぜんむっとしてないです。むしろご機嫌でした。

 

戦績は上々。というかかなりよかったです。ヲンブルペコネの本を手に取ってくださった方、ありがとうございました! 二度目の出展、二冊目の本なのですが、前回買ってくださった方が「新刊ください!」と言ってきてくださるパターンも多く、感激しました。二冊目もお気に召すことを祈るばかりです。


おかげさまで、既刊『ドライ・メライ・ドーリーズ』残り一冊。いろいろと見苦しい誤字脱字を修正して増刷しようかと考えておりますが、今のところ需要がなかなか読めず、思案中です。どうしましょうね。

 

新刊『うつくしき貌』もたくさん旅立っていきました。次のイベントを見越して多めに刷ったので、手元には一応余裕があります。たぶん。身の回りのひとに配る前にこの冊数が文フリではけたことがとても嬉しかったです。

 

春の文フリは初参加だったわけですが、早い時間のほうの賑わいはけっこうすごいなあと思いました。自分の買い物はあまりできなかったのですが、twitterでのフォロワーさんやなんかに挨拶できてよかったです。なんかもうコミュニケーションがあの。

 

戦利品、こちらも雑多としていてあれですが。というか、少ないです。なんだか長く離席するのも不安で……。しかしずっと読んでみたかった文学結社猫さんのイカサレを買えたのが嬉しかった。個人的には、どうしても積読していると同人誌は後回しにしがちなんで、此度は積極的に読んでいこうと思いました。

そいえば、わたくしのもうひとつの戦場であった山猫のほうは、無事完売したそうです。落山から辿ってこちらを買ってくださったかたもいらしたようで、ほんたうにありがとうございました。執筆者の献本もらってから知ったんですけど、わたくし落山、トップバッターなんですよね。「きは任せろ」みたいな。でも、この冊子に寄稿した『ソロ・ソロー・ブルー』はエモくて媚びててなかなか綺麗に青い、よい作品になったかと思っております。

 

 

さてさてさて。

やっぱりイベントは楽しいですな、と。ヲンブルペコネをリピートしてくださるかたのおかげで、実はかなり勇気づけられたりもしました。そんな殊勝な性分でもありませんが、とにかくぴょんぴょんしたい嬉しさだったんです。お顔を覚えるのが苦手なので、実はtwitterから知ることも多かったり。
苦言がないわけでもないのですが、まあ、それはいいかなあと。あ、でもブースをはみ出たひとの整理ができないとか、追加イスに関してぜんぜん知らないとか、ちょっとどうなのかなというのをいくつか目撃しましたので、そこらはうーん、ちょっぴり不快でしたね。小うるさくして双方嫌な思いをしたくないので。そのためには各自がルールを守ること、当たり前であろ、と思います。

 

つぎにつくりたい本、書きたい小説があります。けっこう、いろいろ。とりあえずは、テキレボが圧倒的に面白そう!ということで、10月10日のテキレボに参加するつもりでいます。そこまでに新作をつくる、これが当面の目標でしょうか。

 

わたくしは公募にはあまり興味がなくて、今まであまり考えてこなかったのですが、近ごろ何人かのひとに提案されたこともあって、ちょっぴり考えています。とはいえ、プロットをきちんと立てることや長編を書くことがとても苦手なので、それはどうしようもないのですが。

ムラのある書き手だという自覚があるので、なんとも言えません。そういうときに相談できる人がいたらなあとは思いますが、ひとまずはひとりサークルヲンブルペコネとして、イベント参加を中心に活動していきたいですね。

 

ちょっぴり、通販つくろうかなとも考えたのですが、なんだかいろいろめんどくさそうだよなあ。というかんじ。

 

作品に関しては語りたくないこと語りたいこといろいろあるのですが、それはまた記事を改めようと思います。文章を書く練習のためにも、執筆したくない日はせめてブログ更新しようかなあとかも計画中。倒れそうな計画ですね。昔から計画を立てることはともかく、実行する力に乏しい子供です。

 

というわけで、果たしてこれは文フリレポなのかと疑いつつ、筆を置きましょうか。

 

本当に、落山のブースに来てくださったかた、ありがとうございました。……感想お待ちしております。

 

 

 

落山 羊

 

 

◎近況

別のアカウントですすめてもらった片山奈保子の「汝シリーズ」にドはまりして大変なことになっています。これだから90年代末~00年代コバルトファンタジーは!!!!!少女小説書きたい病にかかった。そうだ、
なんかところどころフォントがちがくなってしまってよみにくいかもしれません、すみません。

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