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日記と、手書きの力のお話

ネットプリント配信第三弾、「カフェテラスに拡散する夜」、ちょうどさっき配信を開始しました。 セブンイレブンでは【36437600】、ファミリーマートやローソンなどでは【3THGAUJ6LF】にて、 プリント代金20円でゲットできます。雨宿りのほんの五分にでも、いかがでしょうか~。 前回のことをちゃきちゃき反省して、確認しました。きっちり。 さて、今日は、ペットのジャービルのジャビエルが死にました。けれど、なんとなく悲しむような気分にはなれず、雨もうっすら降っているし、外へ原稿をしに行きました。ジャビエルことジャビ子はおとといあたりから衰弱していて、その状態が長引かなくてよかった。 不思議な符号ですが、ちょうどおととい、家の冷蔵庫が壊れました。 電気屋さんで冷蔵庫を買ったけれど、配達は30日。それまでクーラーボックスにロックアイスをいれてしのいでいますが、その日暮らしが続いています。キッチンには腐臭。ほんとうに、なんだかおかしな気分になるもので、わたしは何故だか調子がいいくらい。雨降りのなか、出かけてゆく程度には。 昨晩、少し考えることがあって、おそろしく前向きな夜で、すごいことを思いついた。ので、三か月ぶりに、わたしは日記帳を引っ張り出して、いつものカフェで原稿をはじめる前に、日記を書きました。わたしにとって日記はけっこう特別で、あまり習慣ではないけれど、なんというか、手放せない。 日記の冒頭に、なぜかわたしはわたしでない誰かがわたしの日記を見たときのために注意書きをしています。ちょっとだけ、引用。 「2013・1・16~ 読んでもぜんぜん構わないが、傷つくのは私じゃない。 2月11日の日記の2枚目から読むのをすすめておく。あとは、自由だ」 尖っています。けれど、読んでほしいというこわいくらいの熱望がある。実際、わたしは少し、この日記を誰かに読んでもらいたい。自分で自分の日記を読み返すのは、とてもすきです。わたしは、わたしの書いたどの小説よりも、たぶん、わたしの日記がすき。 わたしの書いたどの小説よりも、100倍以上のパワーがある。手書きの文字というのはこわいもので、そのときのこころもちを、剥き出しにしている。わたしの場合、いいときのほうが文字はぞんざいで、ひどいときのほうが、文字は整然としている。だいたいが細いボールペン字で、神

日日雑感・梅雨

梅雨入りしてしまい、わたくしのパラソルもいよいよ一度も使われぬまま、雨降り。晴雨兼用と言われたって、パラソルはさしたくない。そうは思いませんか。   近ごろは、と言っても、けっこうにぼんやりとした日々を過ごしているので何とも朦朧としたことではありますが。先日(これも少し前のこと)、創作をしているひとたちといろいろお喋りする機会がありました。落山は極度の人見知りで終始モジモジしておりましたが。考えることも多かったです。   モノづくりにたいする姿勢って、どうしてああも熱量を必要とするのでしょうね。熱と誠実さとは別物だと思いつつ。ちっとも誠実でないことに、少し悩んだり、悩まなかったり 。あまり尖っていられるほど、強くもないのが、三流くさいところ。   そういえば、これも先日18日、テキレボ2の申し込みがはじまりました。落山もヲンブルペコネとしてアンソロジーの参加も併せて申し込んできました。抽選にならない場合は、出ますので、10月10日、よろしくお願いいたします。 Twitterのほうではちらっと言いましたが、新刊がどんなものになるかはだいたい決まっているので、お楽しみに、という感じですね。けっこうがらりと前回「うつくしき貌」とは雰囲気が変わると思うので、不安とわくわくが綯交ぜです。 (ポップでギャングな反社会ロリータ小説の短篇集になる予定です)   さて、物書きをし始めてからおおよそ一年が経過しました。もとは演劇の脚本を書いていたところから、小説書こうとなって、はじめて書いたものが「ドライ・メライ・ドーリーズ」収録の「葉子」という短篇です。鬱蒼とした感じのやつですね。ここからはじまって、しばらく息の詰まりそうなものを続けて、「うつくしき貌」でエモくなり、今回はかなりポップな極彩色でゆこうと思っています。   底に流れるものはだいたい変わらないと自分では思っておりますが。何を書きたいのか、何を描いているつもりなのか、たまに聞かれてもうまく答えることができないのは、確かに「語りたくない」という気持ちがあるからです。その部分を答えてしまうのなら、わたしはおそらく、書く必要がないのでしょうし。   ネットプリント配信、第二弾もはじめました。

ポメラを買っちゃった、とんかつ色のポメラを

ポメラニアンは、白いほうが好きです。いまはもう潰れてしまった近所のとんかつ屋さんに、むかし茶色いポメラニアンがいました。ヨボヨボのとんかつ屋のお爺さんが、とんかつ色をしたポメラニアンを従えてそこらじゅうをうろつきまわっていたのが懐かしいです。 吠えられるのがめちゃくちゃ苦手なので、大きい犬はもとより、きゃんきゃん吠える小型犬も苦手です。でもとんかつ色のポメラニアンには吠えられたことがなかった。いいワンちゃんだったのですね。でも猫派です。     そういうわけで、ポメラ DM 10を購入しました。店頭では新品でお目にかかることはあまりないです。ソフマップさんの中古通販で買いました。安かったからです。 DM 5のほうとどちらがよいのかなあと悩んでおりましたが、結局10を5よりも安く手に入れることができたので、ラッキイですよね。わーい。といっても通販なので、発送にはもう少しかかりそうです。届いたら自慢しようと思います。   もともと自分の使っているノートパソコンが11インチとミニマムなので、ポメラのキーボードにそこまでの違和感はきっとないはず。むしろひとのパソコンを借りるとき、一般キーボードの大きさに手が慣れなくてタイプミスしまくってしまうのを治したいくらいですね……。   まあ、でも、そんなこと言ったって、わたしそんなに連日連夜いつでもどこでも小説書きたい!なんてぜんぜん思わないんですけど。たまたま近ごろはやる気がみなぎっていて、原稿原稿と鼻息荒くしているけれど、通常モードだとむしろゲームやりたいとか、ずっと寝てたいとか、ねこちゃん触りたいとかそんなんぱっかりです。   じゃ、なんでポメラ買ったんだよって言われると、近ごろのテンションがびょん!と上がって「買っちゃった」っていうのが大きな理由です。理由というか。浪費癖があるので(そして理性のハードルが低いので)、つい。 いまの気分からすると「小説書くためにポメラ買いました!」って感じ有るんだけれど、実際のところはメモ用です。いや、それが本領なんだけど!でも!そうじゃなくて!ぜんぶのメモ用です。   もとからわりかしメモ魔(になるよう心掛けている、頭のむお HDD 過信するきらいがあるの

少女へのあこがれ

ネットプリント掌編「百足の心臓」ですが、フォロワーさんに教えていただいて、ファミリーマートやローソン、サークルKサンクス、セイコーマートでもプリントできるよう登録しました。 こちらはマルチコピー機でネットプリントを選択して、文書プリント 【3THGAUJ6LF】 を打ち込んでいただくと、プリントできるかと思います。じつはわたくしの周りはファミマ一強なので自分はこちらで印刷しようかと思っています。セブンイレブンがどこにでもあるとか、けっこう嘘ですよね。そんなにどこにでもあったら、わたくしは毎日ホイップドーナツを食べますよ。 さて、今日のブログは「百足の心臓」をはじめとした自分の創作物には欠かせないというか、どうしても離れられないテーマ「少女」について夜に任せてつらつら考えたいです。 この記事(というかいつも)下書きとかしないでまんま書いているので、いろいろ見苦しいところも あるかと思いますが、ブログですし、いいじゃないですか。 少女っていいよねえってお話。 なぜ少女を書くのだというと、少女が好きだから、なぜ少女が好きなのと言われると、可愛いからとか綺麗だからとか闇が深そうだからとかむかつくからとか、理由はいろいろあるんですよね。でも、それだけでここまで書くかなあと思ったらそうでもないとなるし、って、本当にいろいろ。 ただ、好きとかそういうモノとは違う意味で、落山は「少女」に気持ち悪いくらいの「あこがれ」をいだいています。 書く理由の大半を、その「あこがれ」が占めている気がする。要するに、わたくしは少女になりたい。少女になって死にたい、というか。とにかくそれは「あこがれ」なんです。自分の書く小説の中で「少女」はだいたい綺麗な女の子として描かれる。それも「あこがれ」で、何もかもが羨ましくて妬ましい。そういう風に思いながら書いていることが少なからずあります。 見た目が綺麗で、横顔の輪郭がたまにとろけそうで、好奇心が旺盛で、厭世的で、禁止されたことと親の言いつけに過敏で、死にたくはないけれど消えたい、そんな風な生き物としての少女への「あこがれ」。年代によってわたし個人の印象は違いますが、中学生とか高校生くらいの女の子を想定することが多いです。それより下になってしまうと、また違うもののような。 自分の過ごしてきた年月を振り返ったりとかは

ネットプリント何某

こんばんち。 落山は Twitter (@ You_Ochiyama )をやっているのですが、先日からちらほらとネットプリントというモノを TL 上に散見し、あ、やろう、と思い立ちました。   で、さっき配信開始しました。 セブンイレブンで 予約番号【 79148110 】 です!  A4 一枚の掌編小説、20円で印刷できるみたいです。『百足の心臓』という、2000字弱のものなのですが、落山がどんなものを書いているのかなんとなく雰囲気をつかめるようなつかめないような、そんな感じに仕上がってます。     ちょっとした空き時間とか、おにぎり買うついでとか、そういうときにマルチコピー機でピコピコしていただくとネットプリントできると思いますので、ぜひお試しください。記念すべき第一号ですよ~。   やー、世の中便利です。 こういうの、継続的に書く訓練としてぼちぼちやってゆきたいところ。とりあえず、今回の配信は 【 6 月 8 日まで】 ですので、よろしくお願いいたします。   白い追憶というのはどくだみの花言葉ですね。安直安直。 6月は面白いことがいっぱい起こりそうです。またいろいろをブログでも Twitter でも、報告できればよいなあと思います。最近は原稿もかなりがんばっているし、自分、えらいなーとしばしばよくかなり褒めています。   雨降りも暑いのも苦手ですが、乗り切ってゆこう。       落山 羊