太陽王と夜の女王のたたかい(水煮さんに創作を鑑定してもらったよ)

こんばんは~。
ブログタイトルからじゃなにがなんだかという感じかもしれないですね。

実は先ほど、話題の水煮さんの鑑定を受けておりました~。Twitterのタイムラインの方々がみなさんとてもおもしろい鑑定の感想を流していて、わたしもわたしも!と思い!

実は前回のテキレボで水煮さんにみていただいたので、それがとてもおもしろくて、っていうのももちろんあります。水煮さんは創作と占星術を結びつけて、ブログのほうでも興味深い記事がたくさんあるのです。(あと、わたしは水煮さんの独特のたとえや言葉選びがすごく好きです)

ホシカン 創作活動のための星占いブログ

今回は、参考作品に今年秋のテキレボで出す新刊を読んでいただき、跳世の活動と作品についてのお話をしていただきました。写真はメモの一部です。



「ホロスコープまんまですね!」

ということで、強烈な単語で埋め尽くされたメモ!
テキレボ新刊は性癖全開のファンタジー作品なのですが、つまり、そういうことです!

わたくしは月が蠍座、太陽が獅子座。水煮さんの本日の言い回し「太陽王と夜の女王のたたかい」をブログ記事のタイトルにちょうだいしました。

新刊についてまだなんの情報も出していないので、具体的なことをほいほい書くわけにはいかないのですが、「重さ、くどさ、ねっとり」の三つは十分だそうです。やったね! とにかく劇的で舞台のよう、派手で生活感がない。(今回の鑑定でいちばん聞いたことばは「地に足がついていない」だったかも笑)

まさしくだなあとひたすら頷いて聞いていました。

世界じたいが閉鎖的で内に向かうようなものを設定しているので、それがまずわたくしの表現そのものだと。キャラクタたちも自己存在がまずあり、そこから相手との関係になるか、相手との生活のなかで自分がいかに変容するか、と。関係性と自己と破滅と再生と、思い描いていたものと合致してふむふむです。

書いていて自分で「これが読みたかったー」「これやってみたかったー」「ぼこぼこにしよう」「醜態醜態」等々、欲求に忠実になった結果、まんまですね、が出るとなると嬉しかった(?)です。自分が読みたいかそうでないかは「書きたいか」とはまた違うものではあるので、読みたいと書きたいの重なる部分をがさごそと掻き集めて版築よろしくぎゅっぎゅっと(なんなら人柱でも立てながら)書いたので、うふふという感じです。

でも愛のはなしですからね! おーるあばうとまいらぶ!

なにをやっても劇場になってしまって、浮世じゃない、地に足ついていないというのは良くも悪くもですが、ファンタジーではそこが向いているということで、これからも邁進していこうと思えました。跳世はがんがん性癖を露出していこうと思います。やりたいことを実現して満足感を得るためにはやっぱり徹底的にやるほうがいいですものね。

ジャンルには悩むんですけどね。日常ものというには生活感がなさすぎるけれど、非日常ではない。日常というカテゴリーを広義に解釈して有り得る誰かの日常とすればやはりこれは日常なのだとも思えるので、(いやカテゴライズて煽り文とかつくるときに必要で……)日常ものと主張していこうかなあ。

インモラルだとか、性だとか、生と死、エロスとタナトス、メメント・モリ、タブー等々愉快な単語がいっぱい出て、ほんとうにおもしろかった。劇的なのだからもうこういうことをいつまででもやっていこうと思えましたね……。振り切ってゴーゴーで、すごくやる気がでた。生きたいです。

あと女性性に関してうかがったときの「ボリシェヴィキのプロパガンダ」がめちゃくちゃツボでした。これものすごくおもしろくてめちゃくちゃわかるになったので、推していきたい……。オーバーヒート気味の欲望で男を殴る女の子……いい……。

「これからも女が男を殴ります」と言って終わった鑑定でした。
自分の作品についてこうやってじっくりお話を聞く機会って得難いものですよね。それがこうしてかなって、始終「ふふふふふ」みたいに笑ってしまって申し訳なかったです。嬉しくて楽しかったんですよーっ。特に趣味丸出しの書き物だと客観的になることがとても難しいので、そう言った意味でもとても貴重でした。

水煮さんはお話がとてもおもしろいので、興味を持った方はぜひ~。得難い体験!
あっちなみにわたしは今回Skypeで鑑定していただきましたよ(`・ω・´)



跳世ひつじ





以下余談
秋のテキレボ新刊はあらかた書きおわっているので今回こうして参考に読んでいたのでした。なんなら同じ世界観の次の作品ももう書き始めているのでハイペースで行ける気がしてます。テキレボアンソロには本編の番外編を寄せる予定ですので、チェックして性癖合致したら本編へ、という流れができたらうれしいなと思います。

水煮さんとのやりとりで本日いちばんヒヤッとしたのは「冷酷」のはなしでした。切り捨てるとか結構自覚あるなと思い。ひえ~。みられた~。あと劇的で派手で大袈裟なのは母に言わせれば「わたしはずっとそう指摘している」だそうです。知ってます。

なんならR18作品を書くかもな~と思って、いや秋新刊も性行為こそないけど……という感じなのでやはりレーティングはR15ですね。気合入れてぬるっと書いたので注目です。注目ですというか、すきなひと読んでね!

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